シュリンクする流通市場と伸び続けるEC市場
2014年現在日本国内の流通市場、すなわち製造業、卸業、小売業に関わる市場規模はシュリンク傾向にあります。
これは考えてみれば当然で日本は少子化である以上そこの需要は確実に停滞していき小売市場に影響が出てそれが卸業、製造業に伝染していく仕組みになっています。
業態別に見ていっても百貨店、総合スーパー、ホームセンターなどこれまで小売業を牽引してきた各業態が目に見えて市場規模を落としています。
また、コンビニに関しては唯一といって良いほど好調に伸ばしていたのですが2013年始めて昨年対比を下回り頭打ちの様相を呈してきました。
その中でも唯一気をはいているのがEC市場で毎年伸び続け今後も当分は伸び続けるという指標が出ています。
どれぐらい当分かと言うとまだECでの市場シェアが3~6%程度なのでそういった点を鑑みると伸びシロは大きくあると考えるのが自然でしょう。
そうなると当然海外展開という話が出てくるのですがアジアを始めとして小売市場の拡大は続いているのでそちらには大きなチャンスが広がっているといえます。
国内ではECへの展開を進めながら海外への市場獲得のチャンスを狙う。
これが流通市場に属する業者の概ねの展開ではないでしょうか。
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