リスティング広告を運用する場合、そのキーワードの選定が最も重要です。

キーワードの選び方を間違ってしまうと、貴重な広告費を無駄にしてしまうことになります。

 

広告主が指定した検索キーワードをユーザーが検索した場合、その検索結果画面に広告が掲出されます。簡単に言えば、自社サイトのターゲットとなるユーザーが検索しそうなキーワードを指定しておくことがポイントとなります。しかし、多くのユーザーが検索をする、いわゆるビッグワードの場合、広告を掲出するための入札金額が高くなります。基本的には入札金額が高い方が上位表示されやすくなるのでどんどんと入札金額が高騰していくのです。

 

広告の掲出順位は入札価格に広告の品質スコアをかけあわせて決まります。競合がいるキーワードについて、入札価格が同じなのであれば品質スコアで順位が決まるのです。品質スコアは、広告文やランディングページの関連性などで決定されます。

 

また、リスティング広告の効果を高めるためにはターゲットが検索しそうなキーワードを設定する必要があります。

 

このキーワード選定には絶対的な方法論があるわけではありません。それぞれのサイトにはそれぞれに適したキーワードがあるからです。

 

リスティング広告運用の際には、トライアンドエラーを恐れないでください。このことがリスティング広告の効果を最大限にする重要なコツとなります。

 

はじめから結果を求めようとするのではなく、試行錯誤を繰り返し自社にとっての最適解を見つけてください。

 

リスティング広告はポータルサイトの広告枠に掲出する純広告よりも低予算で始められることが魅力のひとつです。自社の広告予算を設定し、その額を上限としてキーワードを選定することが可能なのです。極端なことを言えば、リスティング広告は数千円の予算からでも始めることができます。

ですから、はじめから正解を見つけようとするのではなく、どのようなキーワードが自社にとって有効なのかを探る姿勢が大切なのです。

 

それでは、実際にリスティング広告を運用する場合、どのようにキーワードを選べば良いのでしょうか。

 

ユーザーが検索するワードは無限に存在しますから、どのようなキーワードを選んだら良いのかがわからないケースがあります。

 

そのような時には、キーワードを選ぶためのツールを利用すると便利です。

 

たとえば、「googlekeyword」という無料ツールではサジェストワードを調べることができます。サジェスト機能とは検索エンジンに検索ワードを入力している途中で検索ワードの候補を予測表示してくれる機能です。

 

自社サイトに関連のあるワードをいれてみると、どのようなキーワードが検索エンジンによってサジェスト（提案）されるのかがわかります。サジェストされるキーワードは検索される回数も多いのでキーワード選定の参考とすることができます。キーワード選定に迷った際には、利用してみてください。

 

googlekeyword：http://goodkeyword.net/