リアルな「YES」を増やす努力

起業、経営スタイル、運営方針といった一連の流れを行っていく上で、全てに於いてそれ相応の時間とコストが掛かってくる。たとえば、数年前に「起業する」なんてことを言葉にすると、さぞ大層な事と捉えられたものだ。親をはじめ、周りの友人が会社勤めをする中で「やめたほうが良い・・」「絶対に失敗するゾ！」という具合に、ネガティブな言葉しか聞くことができないのは常だ。しかし、その名残りが全く払拭されたとは言い切れないが、インターネットの登場によって起業が簡単に出来るようになったことは否めないといえる。では、簡単になったからと言ってECサイトを作って「売れるか？」といったら、その答えは、「YES」と言い切れるまで至っていないのがまた現実だ。そこで、その「NO」の部分をより「YES」に近づければ成功の2文字が見えてくることから始めてみよう。

切っ掛けを考える事の重要性

たとえば「なぜ起業するのか？」や、「やりたいビジネスとは？」などの初心に戻った自己分析をしていくことは、事業を継続していく上でも非常にシンプルでいて大切な事。つまり、"切っ掛け"を既に事業展開しているのであれば再確認し、起業したてならばそれを経営の指針に取り入れる工夫をすれば結果が付いてくる可能性が高まる。具体的には、学生の頃に通っていた美容室の店員さんのファッションや髪の美しさ、肌の透明感やその人柄に憧れ、「どうすればこの人みたいになれるのだろう」とか「格好いいファッションセンス・・」という感情が走る。そこから、「人」に対して少し高い位置での"格好よさ"とか"見た目"の部分にフォーカスしている自分に気付くのだ。つまり、純粋に「いい」と思うプラスの感情が発端という正しい選択の切っ掛けとなる。

付加価値提供には理論有りき

逆にネガティブな意見として、その純粋さに寄りかかり過ぎて変化のないECサイト構築は日の目をみることが無い。たとえば、詳しく言うと純粋な思考からのビジネスとしての発展性や、着実に最適なフェーズを踏むことが出来ているのかという理論だ。結局の所、インターネット上でお店を開くということや、喜んで貰えるコンテンツを提供するということは、サイト訪問者に対して「付加価値」を提供していることに他ならない。更に言えば、その付加価値を提供する上で、学問などの自己向上がベースとしてあるのかという事がいえる。美容天然オイルの成分と効果を、原産国や効能と照らし合わせて上手く表現できるかという話しである。