海外小売か国内ECか
日本は少子化によって流通市場がシュリンクすることは明確です。
そうなると流通業者、すなわち製造業、卸業、小売業が考えることは大きく分けて2つです。
伸び続ける国内のEC市場を狙うか海外小売市場を狙うかです。
どちらも非常に大きな可能性を秘めているのですがどちらを優先させるかというと国内ECの方が良いと思います。
なぜなら国内ECは毎年市場規模が伸びていると言っても小売全体からしたらまだ3~6%程度の流通量しかありません。
すなわち伸びシロがまだまだあるということです。
そう考えるとリスクの高い海外小売市場を現時点で狙うよりも成熟しつつありながらもまだまだ成長の見込める国内ECを狙う方がより安定して売上を作っていくことができるからです。
とは言っても国内EC市場もまだ成長段階なので今のうちに参入することでそれまでリアルの店舗展開では後塵を拝してきた企業に対して有利に展開することも可能です。
そういった市場の成長具合を踏まえて考えると現段階では国内EC市場を徹底して取りに行ってそれがある程度取れたと判断できた段階で海外小売市場にチャレンジすることがより良いステップなのではと思われます。
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