ECサイトを通じて、ブランディングを行いたい。
基本的考え方
ブランディング戦略の一貫してECサイトを活用。
顧客ロイヤルティ向上を目指します。
メーカーのEC進出の目的としてよくあげられるのがブランディングです。
ブランディング戦略において最も重要なタイミングは購買タイミングですが、メーカーは直接顧客の購買行動に関わることができないため、ECでそれを実現しようという取り組みです。
ブランディングに関する誤解として第一に挙げられるのは、「ブランディングはデザインを格好良くすることである」ということです。デザインはブランディング戦略の1要素にすぎず、ブランディング=デザインではありません。
高額な費用をかけてECサイトを立ちあげたものの、費用回収できず撤退するケースが後を絶たない原因の多くは、この誤解が解消されないまま、EC運営を行ってしまったことにあります。
ブランドを確立するための鍵は「顧客との約束」にあります。 「自社が顧客に対し、どんな約束ができるのか伝えること」、また、「その約束が果たされた(=また利用してみたい)」と顧客に感じてもらうことが、ブランディング活動です。
そして、それを「顧客の購買体験・商品の利用体験」を通じて、提供していくことがブランディング活動の本質です。
ただデザイン性が高いECサイトを立ち上げるのではなく、
- ・どのような広告で集客するのか
- ・どのようなデザインであれば適切なイメージを伝達できるか
- ・どのように商品を説明すれば、『顧客との約束』を感じてもらえるか
- ・どんなコンテンツがあれば、適切なブランドメッセージを伝達できるのか
- ・約束が果たされたと思ってもらえるよう、どのような購買体験を提供するのか
- ・商品購入後のサポート、フォローはどのように行うのが良いのか
等、顧客との接点をどのように作っていくか、その際に、どのようなメッセージを伝達していくのかを設計し、実行していくことが必要なのです。
具体例
店舗では体験できない、ワンランク上のサービスを提供する。
主に自社商品のファン層を対象に、さらにロイヤリティを高めてもらうための取り組みとして、ECサイトを利用します。商品のカスタマイズ対応や、手厚い商品選定サポート、丁寧なアフターフォロー等を提供することで、ブランディング戦略実現と顧客ロイヤルティ向上を図ります。
商品の魅力を多角的、具体的に説明する。
直接販売型のメーカーでなければ、小売店舗の店頭での販売・接客まで管理しきることはできません。ECサイトであれば、本当に伝えたい商品の魅力や、商品の魅力、商品の使い方、商品開発の背景等、ブランドの魅力やブランドの世界観を存分に顧客に伝達することができます。
購買後のサポートを徹底し、満足度を高める。
商品購入前、顧客は商品に対して期待を抱いています。そして、購入後、その期待に合致すれば満足を得ることができ、期待に合致しないと不満足になってしまいます。購買後の評価は、ブランドイメージに大きな影響を与えます。購買後のサポートを強化することにより、購買後評価をコントロールし、ブランディングにつなげることができます。
メーカーのEC進出の目的として多いのがブランディングです。ブランディング戦略において重要なのは、「デザインを格好良くすること」ではありません。当社が訴えるブランディング戦略で大切な鍵は「顧客との約束」。「自社が顧客に対し、どんな約束ができるのか伝えること」、また、「その約束が果たされた(=また利用してみたい)」と顧客に感じてもらえるブランディング活動を私たちはサポートします。そして、「顧客との約束」を「顧客の購買体験・商品の利用体験」を通じて提供できる真のブランディング戦略をご提案します。